10月20日の研究会について

 皆さん、こんにちは。

 三年の上野です。

 今日は、浮田さんと映画「星の子」を観に行くため、朝からワクワクしています。

 

 10月20日の研究会では、梅本くんと浮田さんのプレ発表を行いました。

 

 梅本くんは、道尾秀介の『月と蟹』をテーマとした発表でした。主人公の「残忍性」に焦点を当て、残忍性が形成されていく様や、主人公の居場所についての考察がわかりやすくまとめてあり、作品を読んでなくても発表を楽しめました。

 

 浮田さんは、今村夏子の『こちらあみ子』をテーマに、主にあみ子に寄り添った形で考察をしました。あみこが貰ったプレゼントに関する分析や、あみ子が「外」に押し出される描写に関する分析が、とても納得できるもので、興味深い発表でした。

 

 二人とも、院生さんや先生方のアドバイスを受けて、研究発表会ではどんな内容になるのか、今から楽しみです。

 

 来週27日の研究会では、山際くんと脇田君のプレ発表を行います。

 10月といえば、金木犀の香りが楽しめる時期ですね。西条の短い秋を、風邪をひくことなく元気にお過ごしください。