1月20日研究会報告

こんにちは!3年生の油谷です。

 

 

先日、アルバイトをしていたら、共通テスト終わりの高校生がたくさん来店し、自分の高校生時代をすこし思い出していました。受験生のみなさん、お疲れさまでした!

 

 

1月20日研究会報告

 

 

今回の研究会は村田沙耶香コンビニ人間』の読書会を行いました。2016年には芥川賞を受賞しました。

 

 

この作品は、44の国と地域で翻訳が決定しており、国内外でたくさんの読者に親しまれています。英語版では「CONVENIENCE STORE WOMAN」とされており、フェミニズム文学の文脈で読まれており、日本人女性を前面に出されている印象を受けました。内容としては人間の普通とはなにか、を問いかけられるように感じますが、海外ではそこが薄れてしまっているようです。主人公・古倉が仕事から帰宅直後に、白羽に「飯を作れ」と言われた際にすぐ作っているようすから、古倉は社会の普通の基準や無機質な価値観でのみ行動していることから、男女の役割の固定概念ももちろんなく、そこへ抵抗もないという様子が描かれているという意見が出ました。

初めて読んだ際には、周囲の人物の方が古倉や白羽より共感ができてしまい、誇張されて描かれているとはいえ、見たくない自分を見つめ直させるような考えさせる作品でした。

 

 

あっという間に研究会も残り1回となってしまいました。1年間、読書会や映画鑑賞、プレ発表など、4年生・3年生・先生・見学に来てくれた2年生と活動できて、とても楽しく充実していました!ブログも私の担当は今回で最後となりますが、つたない文章だったとは思いますが、読んでくださりありがとうございました!

 

 

次回の研究会では、卒業要旨発表をおこないます。

1月13日研究会報告

あけましておめでとうございます!!

新年一発目のブログ担当は3年の濱岡です。

 

みなさん、お正月はゆったりと過ごされましたでしょうか??

私は美味しいおせちを食べ、ひたすらのんびりと過ごしました♪

2026年も良き年になりますように…!!

 

 

1月13日研究会報告

さて、今日の研究会では読書会を行いました。

取り扱った作品は柚木麻子さんの『BUTTER』です。

 

この作品には、「セルフネグレクト」や「セルフケア」、「ミソジニー」など、様々なテーマが含まれています。そのため、研究会での議論においても、多様な観点から意見が飛び交いました。そして、本作がイギリスで注目を集めて多く読まれていることに対して興味を持ったメンバーが非常に多かったです。日本では高カロリーであり、避けるべきとされることの多い「バター」に対するイメージの違いがあるのではないかということや、イギリスではより社会派小説としての側面が強く受け取られているということなど、日本とイギリスでの作品の読まれ方の違いに着目してみることで本作をより多角的に捉えられ、作品の持っている豊かなテーマ性に深く迫ることができると感じました。

 

このように新年最初の読書会も活発な議論が交わされ、私の正月ボケもすっかり解消されました!

4年生の先輩方と活動できるのはあと少しなので、みんなで集まって作品について語り合える貴重な時間を大切にしたいなぁと思います。

 

 

さて来週は、、 来週も!読書会を行います。扱う作品は村田沙耶香さんの『コンビニ人間』です。今年もよろしくお願いいたします!!

12月16日研究会報告

こんにちは!3年の門家です。

 

今年も残すところあと半月となりました。毎年のことながら1年が本当にあっという間ですが、3年生の今年は自分の研究発表に追われながら研究会でさらに現代文学に広く深くコネクトしたり、就活に励んだりといろいろあったなとしみじみと2025年を振り返っております。

 

12月16日研究会報告

今回は、前回の研究会で鑑賞した映画『マイ・ブロークン・マリコ』について意見を交換しました。同作は平庫ワカによる同名漫画が原作で、2022年に永野芽郁主演で映画化しています。

 

話し合いでは漫画と映画の違いやキャスティング、ストーリーやテーマについて意見を交換しました。主人公シイノとその親友マリコの関係性や当時の社会背景、作品における男性と女性の対立などから作品にちりばめられたテーマについて考察したほか、漫画とイメージが若干異なるキャスティングによって映画にもたらされた効果についても話し合いました。

 

親から虐待を受けていた主人公の親友のマリコや周囲の人々の描写、ナレーションのあて方によって被害者の声がマリコだけにとどまらないものになっているのではという指摘と、そのような考察には心理学的な知識も必要になってくることを知りました。

 

次回の研究会は年が明けた1月13日で、柚木麻子『BUTTER』の読書会を行います。

皆さん、よいお年を~!

 

12月9日研究会報告

こんにちは、3年の本多萌恵です!

 

最近は寒さも極まり、暖房が欠かせない時期になりましたね。

私は家に帰るとエアコン、ホットカーペット、足元ヒーターを起動させるのが日課になりました。熱々のお湯を浴槽にため入浴剤入りのお風呂に浸かることが最近の楽しみの一つです。

 

12月9日研究会報告

 

今日は、映画「マイ・ブロークン・マリコ」を研究会のみんなと見学に来てくれた2年生3人で鑑賞しました。

 

虐待やDV、自殺やブラック企業などの社会問題のテーマがたくさん盛り込まれている作品で、観ていて気持ちが沈んでしまう内容でした。

考えさせられるシーンが多々あり興味深い作品ではありましたが、個人的にはもう少しメリハリがあった方が一つ一つのシーンが際立ったのではないかとも思いました。

マリコはシイちゃんにずっと覚えててもらうために自殺したのだろうと思うと、最後までシイちゃんへの執着が感じられる一方で、シイちゃんも自分が自覚しているよりもマリコだけが大切だったのだと感じました。

 

こういった社会的テーマを内在した映画から学べることは、小説とはまた違ったものがあり、どちらも社会問題にコネクトしていくことに有効な手段であると改めて感じました。

 

 

次回は、「マイ・ブロークン・マリコ」の感想など、映画についての話し合いをする予定です。