12月2日研究会報告

 

こんにちは。3年生の油谷です!

 

 

気づいたら12月になっていて、テレビ番組も年末恒例の音楽番組ばかりで、あっという間に2025年が終わってしまうことを感じました。それと同時に、3年生がもうすぐ終わることが信じられません。。

 

 

12月2日研究会報告

 

 

今回の研究会は瀬尾まいこ『夜明けのすべて』の読書会を行いました。この作品は2024年に映画化もされており、原作と映画との比較を中心的に行いました。

 

この作品は、PMSと診断された藤沢美紗とパニック障害の山添孝俊が、恋愛ではない友人というのもどこか違う関係性を築いて、互いに支え合い、考え方が変化していく物語です。

 

映画では特にこの関係性が強調されていたことが話題にあがりました。映画では視覚的に理解する部分も大きいため、二人の立つ構図に気を遣っていたという情報や、原作でのふたりの親密に思われるシーンの削除、結末の改変など、さまざまなところから監督のこだわりが感じられました。

 

原作ではこの先ふたりがどう進んでいくのかわからない、恋愛の可能性もすこし残していましたが、恋愛要素を感じさせず、明確な治療法がなく、社会の不十分な理解/適応する難しさを抱える二人の苦しみにスポットが当てられていました。また、『夜明けのすべて』を原作では作品全体で伝え、映画では新たに追加されたプラネタリウムとそこでの言葉で回収しているという意見も出て、なるほど…!となりました。

 

暖かい作品で、女性特有の病気を扱っている作品という視点から見ても新たな考察ができ、映画との相異から見える発見も多くある作品でした!

 

次回の研究会では、『マイ・ブロークン・マリコ』という作品の映画を鑑賞します!