11月8日の研究会報告

3年の依田です。更新が遅くなってしまい申し訳ありません。

 

11月8日の研究会は、私は授業があったため聞くことができなかったのですが、「院生発表会プレ発表」としてD1の阿部さんが福永武彦『塔』についての発表をしてくださいました。
また、「卒業論文中間発表プレ発表」として4年生の吉崎さんの発表と濱元さんの発表がありました。
濱元さんは、村上春樹『1Q84』の「システムと個人」に着目し、現代社会における「個人」の立ち位置と、「システム」を超えて世界とどのように関わることができるのかを考察するため、青豆のシステムとの関わりや人物象についての分析を発表してくださいました。
吉崎さんは、京極夏彦『百器徒然袋』が「癒し」の作用を持つ妖怪小説であることを指摘するため、「笑い」に着目した分析を発表してくださいました。

 

次回11月15日の研究会は3年生研究発表会のプレ発表です。
岡村さんは湊かなえ『ポイズンドーター・ホーリーマザー』、宮崎さんは三島由紀夫金閣寺』の発表をしてくださいます。余裕がある方はテキストを読んで来てほしいそうです。

それでは、失礼します。