2021年度初回の研究会(4/13)について

有元です。
あっというまに春休みが終わり、新年度になりましたね。
 
新年度用のTeamsを作成して、4年生と院生はメンバーに登録しました。
昨年度と同じアイコンなので、間違えないでくださいね。
 
いよいよ明日(4月13日)から研究会が始まります。
Teamsの新しいチームチャットにも書きましたが、本年度の現代文学研究会は、原則として対面で行います。(文B153教室)
ただし、いつでもオンラインでの実施が可能なように準備をしてください。

初回は顔合わせです。
ただ、新3年生がまだ確定していない可能性がありますので、その場合には、研究会の紹介等をしていきましょう。
新4年生を中心に、進行をお願いします。
 
それでは、今年も活動的な研究会に盛り上げていきましょう!
 
〔追記〕明日(4/13)にオンラインでの参加希望の連絡がありました。
初回は対面/オンライン併用のハイブリッドで行いますので、皆さん、準備をお願いします。
(原則は対面での参加です)。

2月2日の研究会について

こんにちは、田林です。最近暖かくなって来ました。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

 

大変遅れてすみません。卒論発表会をしました。先輩たちの卒論の概要を聞きながら、卒論はどういう風に書くのか、卒論を書く時に何を注意しながら書かなければならないのかなどを勉強できました。先輩一人一人の卒論が独自性があって、改めて日本文学は多様な視点から研究できることを認識できました。

 

今年度の最後の研究会でした。また来年度会いましょう。

1月26日の研究会について

みなさんお久しぶりです。現代文学研究会三年の高野です。

 

1月26日の研究会では、先週に引き続き、「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」の映画鑑賞(原作は本谷有紀子『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」)を行いました。正直、先週の前半部分では、ただただ「嫌な」映画だと思いましたが、今週の後半部分では、夢中になるほど面白かったです。

 

秦さん曰くこの映画は、「登場人物がそれぞれ被る暴力を、それぞれの形で受け入れようとするが、属する世界の小ささゆえに、その受け入れの過程で身近な他者への関与を免れず、暴力の被害が暴力の加害に転化、連鎖していく話」だそうです。これだけ聞いてもわからないと思うので、ぜひ原作や映画を見てみてください。

 

他にも、映画ならではの丸みのあるエンディング、タイトルの意味など、多くの疑問点について意見を交わしました。

以前、授業で見た三島由紀夫『美しい星』の映画監督である吉田大八の作品でもあったため、アダプテーション研究などにも通じる面白い映画でした。

 

さて、来週の研究会は、「四年生さん、卒論要旨発表」の一本です。

来週で今年度の研究会は最後となります。四年生さんの素晴らしい卒論をバネに、自分の卒論にも活かせるような研究会にしたいと思います!

 

1月19日の研究会について

こんにちは、宴会係三年の妹尾です。

コロナの影響で宴会係の仕事が皆無の為、ブログを書かせていただきます。

 

1月19日の研究会では、吉田大八監督作品「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」(原作は本谷有希子腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』)の映画鑑賞を行いました。姉妹の確執を中心に映画が構成されていますが、姉から妹への暴力など、目を背けたくなるような描写が多く、前半の感想としてはかなりヘビーだなと感じました。来週は妹の反撃が始まるのではないかと勝手に予想しています。

 

本谷有希子の作品は『異類婚姻譚』を読んだことはありますが、イメージとしては『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』よりも明るいイメージだった気がします。なのでこれから明るい方に転がっていくのか、それとも暗い感じのまま終わるのか、来週が楽しみです。

 

ブログを書いている今日は昨日に引き続き雨です。個人的に雨が大好きなのでじゃんじゃん降って、雷雨になってほしいと思っています。雨の音を聞きながら本を読むのがとても乙なので、皆さんも是非試してみてください。