6/14の研究会報告

こんばんは、3年の永岡です。
春休みを名残惜しく思っていたらもう暑くなってきて、日々の流れはあっという間だなぁと感じています。

6/14の研究会では、よしもとばななの『TUGUMI』でプレ発表させて頂きました。
先生、院生さんには作家の言葉をどうとるか、作家論や小説の技法、時代背景などにも目を向けてみてはどうか、等々様々なご指摘やアドバイスを頂き、気づくことが多々ありました。3年生発表会までもう少しですが、まずは文献に目を通してから、自分の論の軸を定めていけたらと思います。

次回6/21の研究会は、有元先生が出張されるということで休会となりました。次次回、6/28は矢吹さんが発表される予定です。

6月7日の研究会報告

こんばんは。3年の依田です。

5月後半はやるべきことがたくさんあり、せわしない日々を送っていましたが、1タームのテストもほとんど終わり、やっと少し落ち着いてきました。3年生の研究発表本番が約1カ月後にありますので、まだまだ気を抜かずに頑張ります。

6月7日の研究会は、3年生のプレ発表があり、依田と松岡さんが発表を行いました。
私は坂口安吾桜の森の満開の下」の説話形式についての発表をしました。先生や院生さんにいくつかご指摘をいただいたことで、研究の方向性が見えてきました。聞きやすくわかりやすい発表を心掛けて、引き続き準備を進めて行きます。また、基本的な理論や知識について足りない部分が沢山あるので、発表の準備を通じて身に付けていきたいです。
松岡さんは、寺山修司毛皮のマリー」における丸山明宏の存在と、他の役者についての考察を発表してくださいました。「毛皮のマリー」という話自体がおもしろかったですし、実際にどのような演出で上映された演劇だったのかがとても気になりました。

今年に入ってから寺山修司の名前を聞くことが増えました。昨年、神奈川近代文学館に行った際に寺山修司の特別展が行われていましたが、当時は寺山修司のことをほとんど知りませんでした。そのため、「オブジェがすごかった」などというぼんやりとした記憶しかなく、今になってもっとしっかり展示を見ておけばよかったなぁと思っています。

来週の研究会も3年生のプレ発表を行います。発表者は永岡さんで、吉本ばななTUGUMI」についての発表です。
それでは失礼します。

お知らせ二つ

有元です。
6月になりましたね。

お知らせが二つあります。


一つは、もう当日になってしまいましたが、本日6月3日(月)15時から、FM東広島(89.7MHz)の「本っておもしろい!」にD1の矢吹さんが生出演します。
太宰治現代文学研究会について語る予定のようです。
ラジオを持っていない人も、↓から聴くことができます。
〔トップページ-中国-FM東広島〕
ぜひ応援を!



もう一つは、広大図書館から、文献探索のミニガイダンスについてのお知らせです。
関心のあるものに参加してみてください。

中央図書館では、6月17日~6月27日にかけて、卒論・修論準備を始める学部3・4年生及び大学院生を対象に、文献管理ソフトの使い方や学内に無い資料の取寄せ方法、日本語論文の探し方、外国語論文の探し方、新聞データベースの活用法についてのミニガイダンスを開催します
各回30分程度の短いガイダンス(申込不要)ですので、お気軽にご参加いただければと思います。
内容の詳細については以下のお知らせページをご参照ください。

5月31日研究会報告

こんにちは、3年の松岡です。
暑いです…。
まだ5月なのに…と網戸にしてTシャツ短パンで眠る日々を過ごしています。

5月31日の研究会ではM1の高橋さんがプレ発表を行ってくれました。
太宰治人間失格』の「はしがき」と「あとがき」の意味を、それを書いた「私」が3児の父であるという特性に注目して論じてくださいました。
太宰治の『人間失格』は「はしがき」「3つの手記」「あとがき」の3つで構成されているのですが、私は『人間失格』を初めて読んだ中学生の頃、「手記」のインパクトが強すぎて、今回改めて読み返すまで「はしがき」と「あとがき」の存在を忘れていました。
と言いますか、「はしがき」「3つの手記」「あとがき」という構成に当時は気づいていなかったんだろうな…と思いました。
中学生の頃に『人間失格』から受けたトラウマが、高橋さんの発表を聞いて少し克服できた気がします。

さて、次回の研究会のお知らせに移ります。
次回は「3年生前期研究発表会」プレ発表ということで、松岡と依田が発表を行います。
寺山修司の『毛皮のマリー
坂口安吾の『桜の森の満開の下
についての発表になります。

それでは、失礼します。