6月7日の研究会報告

こんばんは。3年の依田です。

5月後半はやるべきことがたくさんあり、せわしない日々を送っていましたが、1タームのテストもほとんど終わり、やっと少し落ち着いてきました。3年生の研究発表本番が約1カ月後にありますので、まだまだ気を抜かずに頑張ります。

6月7日の研究会は、3年生のプレ発表があり、依田と松岡さんが発表を行いました。
私は坂口安吾桜の森の満開の下」の説話形式についての発表をしました。先生や院生さんにいくつかご指摘をいただいたことで、研究の方向性が見えてきました。聞きやすくわかりやすい発表を心掛けて、引き続き準備を進めて行きます。また、基本的な理論や知識について足りない部分が沢山あるので、発表の準備を通じて身に付けていきたいです。
松岡さんは、寺山修司毛皮のマリー」における丸山明宏の存在と、他の役者についての考察を発表してくださいました。「毛皮のマリー」という話自体がおもしろかったですし、実際にどのような演出で上映された演劇だったのかがとても気になりました。

今年に入ってから寺山修司の名前を聞くことが増えました。昨年、神奈川近代文学館に行った際に寺山修司の特別展が行われていましたが、当時は寺山修司のことをほとんど知りませんでした。そのため、「オブジェがすごかった」などというぼんやりとした記憶しかなく、今になってもっとしっかり展示を見ておけばよかったなぁと思っています。

来週の研究会も3年生のプレ発表を行います。発表者は永岡さんで、吉本ばななTUGUMI」についての発表です。
それでは失礼します。