5月31日研究会報告

こんにちは、3年の松岡です。
暑いです…。
まだ5月なのに…と網戸にしてTシャツ短パンで眠る日々を過ごしています。

5月31日の研究会ではM1の高橋さんがプレ発表を行ってくれました。
太宰治人間失格』の「はしがき」と「あとがき」の意味を、それを書いた「私」が3児の父であるという特性に注目して論じてくださいました。
太宰治の『人間失格』は「はしがき」「3つの手記」「あとがき」の3つで構成されているのですが、私は『人間失格』を初めて読んだ中学生の頃、「手記」のインパクトが強すぎて、今回改めて読み返すまで「はしがき」と「あとがき」の存在を忘れていました。
と言いますか、「はしがき」「3つの手記」「あとがき」という構成に当時は気づいていなかったんだろうな…と思いました。
中学生の頃に『人間失格』から受けたトラウマが、高橋さんの発表を聞いて少し克服できた気がします。

さて、次回の研究会のお知らせに移ります。
次回は「3年生前期研究発表会」プレ発表ということで、松岡と依田が発表を行います。
寺山修司の『毛皮のマリー
坂口安吾の『桜の森の満開の下
についての発表になります。

それでは、失礼します。