5月10日 研究会

こんにちは!
三年の加川すみれです。よろしくお願いいたします。

さて、本日の研究会では、第一回の読書会を行いました。
一回目の発表者は塚原さんと私でした。
それぞれが紹介した作品に皆さんの読みや解釈などが加わって盛り上がったのではないかと思います。

塚原さん/山田詠美『風味絶佳』
あらすじ:ガソリンスタンドに勤める志郎は、一風変わった祖母(不二子)に小さいころからレディーファーストを仕込まれる。基地のバーを営む祖母は必需品だという森永のミルクキャラメルを持ち歩いていた。志郎は同じ職場で働く女子大生の乃里子と付き合うことになるのだが……
志郎と乃里子の恋愛が描かれつつ、歳をとっていてもパワフルな不二子が魅力的な一作。
→この作品では、志郎や乃里子に対する見方が女性と男性・留学生の間で分かれ、「タフとやさしさの配分」や、タイトルとしての風味絶佳の意味について話し合いが盛り上がりました。志郎はこれからどう生きていけばいいのか、という問いを考えさせられるものでした。

加川/宮沢賢治『烏の北斗七星』
あらすじ:何十羽という集団で大艦隊を形成する烏たち。その艦隊を統率する「烏の大尉」には美しい許嫁がいた。しかしある夜、大尉は許嫁にじきに山烏との大きな戦闘があること、万が一もどらないこともあることを告げる。これを聞いた許嫁はひどくうろたえるのであった……
→この作品は、烏を軍人として見立てており、賢治作品ではほとんどない戦争を題材にしています。烏の大尉が敵の山烏を葬るシーンでは賢治独自の思想を読み取ることができ、烏が持つイメージや敵の山烏について話し合いました。

以上第一回読書会でした。
次回の読書会は5月17日です。
発表者や取り上げる作品は決まり次第ブログのほうにアップします!

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