11月30日の研究会予告

こんにちは。

三年の安田です。

 

11月30日の研究会は、先日に引き続き、安田と宮本さんの三年生プレ発表を行います。

取り扱う作品は、安田が太宰治の『駈込み訴へ』、宮本さんが村田沙耶香の『消滅世界』です。

 

15分に発表をおさめるべく、今現在資料を削る作業をしています。

他の三年生の素晴らしい発表を聞いてきたのでとても緊張していますが頑張ります。

11月16日の研究会報告

こんにちは。三年の安田です。

11月16日の研究会では、

三年の脇田さんと、沖本くんが研究発表を行いました。

 

脇田さんは、小川洋子の『ことり』をケアの観点から考察を行っていました。相手を高く見るケアと低く見るケアなど、一言に「ケア」と言ってもどのような意味合いを持つのかは一見わからない部分にこのテーマの面白さを感じました。

動物(ことり)に対するケアの視点から論は展開されていましたが、アニマルセラピーとしての動物側からのケアについての言及もあると面白いなど、質疑応答の中でもいろいろな視点からの意見を聞くことができて、とてもためになりました。

 

沖本君は吾峠呼世晴の『鬼滅の刃』をグレマスの行為項モデルを用いて分析を行っていました。『鬼滅の刃』は私も読んでいたので、「たしかに!」と思う点も多く、面白く分析を聞かせていただきました。質疑応答の中では、結論として出された「炭次郎の社会化」の善し悪しについての意見交換や、今後の課題として「漫画」であることからコマ割りや絵についての分析もあったら面白そうだなど、多くの意見が出ました。

 

二名とも、細かく分析を行っていてとても勉強になりました。

12月にある研究発表会が楽しみです。

 

11月16日の研究会予告

こんにちは、三年の宮本です。

 

11月16日の研究会は脇田さんと沖本くんが三年生プレ発表を行います。

取り扱う作品は脇田さんが小川洋子の『ことり』、沖本くんが吾峠呼世晴の『鬼滅の刃』です。

 

沖本くんは話題になった『鬼滅の刃』の発表ということで楽しみです。

小川洋子さんは読書会でやった時の作品がとても面白かったので、脇田さんの発表も楽しみです。

二人とも応援してます。

11月9日の研究会報告

こんにちは、三年の宮本です。

11月9日の研究会では12月11日(土)の日文3年生の研究発表会に向けて、3年の坂本さんと宮本の研究発表を行いました。

 

坂本さんは川上弘美の『神様』(「離さない」を中心に)について発表しました。

作品内に登場する人魚が人間の心象を反映しているということを主に言及していました。文学作品における人魚と川上弘美の『神様』の「離さない」の人魚の相違点、共通点について研究されていて着眼点が面白くて興味深かったです。論全体も筋が通っていてわかりやすくて参考にしようと思いました。

 

宮本は村田沙耶香の『消滅世界』に描かれている家族について発表しました。

家族について言及しましたが、言及した範囲が広すぎて結論が曖昧になってしまいました。また私自身も知識不足研究不足計画不足で未熟なところが多かったので、次までに少しでも改善しようと思いました。

 

今回は院生さんや有元先生、ダルミ先生からたくさんアドバイスをいただいたので、次の発表までに良くしていこうと思います。同じ3年生の坂本さんから学ぶ部分も多かったので、とても勉強になりました。

今後も引き続き頑張ろうと思います。