2023年1月10日研究会予告

 引き続き田中が担当します。

 

2023年1月10日研究会予告

 次回の研究会は、年が明けて2023年1月10日になります。内容は、先ほどの記事でも予告しましたが、三条会関美能留さんをお招きしての講演会です。『近代能楽集』「班女」「道成寺」の二作を融合させた劇ということで、ぜひ戯曲の方を読んでご参加ください。現代文学研究会に所属されていなくても、参加は自由となっていますので、興味のある方はぜひいらしてください。講演会の開始は14時40分から、場所は文学部講義棟B153教室です。

 

 雪も降るようになり、寒さが厳しい日が続いています。皆様お体ご自愛下さい。

 今回が今年最後の研究会でした。来年もどうぞよろしくお願いいたします。よいお年をお迎えください。

2022年12月20日研究会報告

 こんにちは、3年の田中です。後期研究発表が終わって一息つけるかと思いきや、提出期限が迫るレポートを書いたり、年明けの演習の準備をしたりと、まとまった休みがなく、勉強の日が続いています。年末も近いので、帰省の準備もあり、師走の忙しさを実感しています。

 

12月20日研究会報告

 2022年最後の研究会は、年が明けて一回目の研究会にて行われる、三条会の関さんをお招きしての講演会で扱われる、『近代能楽集』「班女」「道成寺」についての勉強会を行いました。

 読書会のように学年のグループごとに意見を出し合い、その後全体での意見交換という形で行いました。各作品に意見が出たのですが、全体での意見交換は、「班女」についてのものが多かったように思います。

 これまでの『近代能楽集』の四作品は、主に男女の関係が中心であったのに対して、「班女」は花子と実子の二人の女性の関係が中心にあることから、クィア・リーディングがいいのではないか、という意見や、実子について、画家という職に就いていることの意味や、欲望の三角形を当ててみるのはどうか、といった意見が出ました。また、これまでの関さんの講演会で鑑賞した劇を思い出し、小道具はどうするのだろうか、「道成寺」であれば巨大なタンスをどのように表現するのだろうか、といった意見も出ていました。

 

 次回の講演会で観させていただく作品は、「班女」と「道成寺」を融合させたものだ、と予告されていたこともあり、二作品の共通点や、登場人物の重なりなども指摘されていました。

 読むことと上演することの間に溝があることは、過去の講演会から感じていますが、どのようにいい意味で裏切られるのか、当日を楽しみにしたいと思います。

 

 また、今回の研究会には、2年生がお2人見学に来てくださいました。後期も折り返し、研究会の所属を決定する春が近づいていますので、ぜひまた見学に来ていただければと思います。もちろん、まだどの研究会もよく知らない、という2年生の人も、気軽に見学に来てくださいね!

2022年12月20日研究会予告

 こんにちは!引き続き三年の境です。

 

 2022年12月20日研究会予告

 

 来週の研究会では関さんの公演会に向けて近代能楽集「班女」と「道成寺」の勉強会をします!

 事前資料つくりは三年が担当します。参加される方はぜひ戯曲を読んでからご参加ください。(先生は読まずに公演をみるのもおもしろいかもしれないとおっしゃられていました)

 

 勉強会といってもそんなにかたくるしいものではないので、ゼミに興味をもってこのブログを覗きに来てくれている二年生の方がいましたらぜひご参加ください♪年内最後の活動です。火曜日14時35分~B153教室でおまちしております。

2022年12月13日研究会報告

 こんにちは!三年の境です。十二月も気づけば約二週間が経とうとしていますが、まだ雪も降ってないしも「もしかして、去年よりまだ寒さはましだったりするのか……!?」と思ったりもしています。最近は学食のメニューにあるケーキを物珍しさもありついつい食べてしまいます。今日は抹茶のロールケーキを食べました。

 

2022年12月13日研究会報告

 本日の研究会では先週に引き続き映画「幕が上がる」の後半を視聴、メンバー全員で輪になって意見交換をしました!映画「幕が上がる」の視聴は私の推薦だったので、少々う緊張しましたが皆さん楽しく見ていただけたようでとても嬉しかったです。

 原作にはいた男子部員が映画には登場しないことや、それによる効果について。また、最中で登場する劇場や演出家役の方について、演劇と映画の違い、主演であるももいろクローバーZのメンバーとの関連やアイドルについて、あるいは描かれた教師像についてなど様々な意見が飛び交い、皆さんの新鮮な感想を聞くことができて推薦者冥利に尽きました。「幕が上がる」という物語自体が「銀河鉄道の夜」をどのように読むかという解釈として成立しているのではないかという意見や吉岡先生の小物遣いなど、目から鱗の指摘もあり、何度も観ているはずなのに、「もう一回観よう!」と言う気持ちになりました。ひとつの作品を見て、他の人と意見を交換しあうという貴重な体験を、大好きな作品でさせてもらいとても幸福でした。本当にありがとうございました!