7/12の研究会について

こんにちは!遅くなって本当にすみません。塚原です。

前回の研究会について報告します。
前回は4年生の上西さんの森見登美彦さんの研究による卒業題目発表でした。


発表後の質問
Q:近代作家との関連についてどのような研究するのですか?
A:太宰治などのパロデイのところを引用し、近代作家から受けた文体の影響などについて考えたいです。

Q:どうしたら「位置づけ」となるのですか?
A:ファンタジーの世界の王道とは違うという点でかんがえたい。

Q:使用テキストになぜこの6つを選んだのですか?
A:『太陽の塔』『四畳半神話大系』『夜は短し歩けよ乙女』は舞台が京都であり
 さえない主人公という点において選んだ。
 『新釈 走れメロス』パロディとして比べるため。『有頂天家族』日本ぽい。
 『竹林と美女』エッセイであり、文体についても研究できるから。

意見
・ファンタジーとしては『ペンギンハイウェイ』を混ぜることでSFの中での特徴
 が見えるのではないか。
森見登美彦の比較対象として万城目学を読んでみたらどうか。
現代社会との関わりとあるが、森見登美彦の作品は青春文学のような古いものを引きずっている。
・現代を書いていながら過去のことが浮かび上がるようである。硬派な青春文学。
・使用テキストをしぼってはどうか。
・今はなき古き良き時代がファンタジー化しているのではないか。

私は森見登美彦さんの本をあまり読んだことがありませんでした。
たくさんの作品を比較しながらその特徴を分析しようとされていて、興味の湧く研究
だなぁと思いました。
今後森見登美彦さんの作品を読んでみようと思いました!

それでは以上で終わります。
もう一度、本当に遅くなってすみません。