2017年度の第1回研究会について

皆さん、お久しぶりです。有元です。
早くも新年度が始まりましたね。

本年度も、現代文学研究会は、金曜日の14時35分〜16時05分に、A402教室で開催します。

初回は、現代文学近代文学の3年生の分属(B102教室)が終わってから始めます。
新4年生のうち数名の方は、3年生に研究会紹介をしてください。
それ以外の皆さんは、A402教室で待っていてください。

それでは、今年度も楽しく充実した研究会活動をめざしていきましょう!

2月3日の研究会報告

こんにちは。三年の毛利です。

前回の研究会は2月3日節分に行われました。
皆さんは豆撒きはされましたか?それともお寿司を巻いて恵方巻を楽しまれたのでしょうか。

それはさておき、前回の研究会では4年生の皆さんの卒業論文要旨発表を行いました。
皆さんとても興味深く、日々の研究の成果である卒論の内容が、ぎゅっと凝縮された発表をしてくださいました。そして、ここまで来られるのに4年生の皆さんは大変な努力をされたのだと言うことを改めてひしひしと感じました。また3年生に向けては卒論に関するアドバイスも頂戴し、来年に向けて三年生一同、身が引き締まる思いです。ありがとうございました。

さて今日は立春。暦の上では春となりました。
まだまだ寒い日は続きますが、それぞれが新しい生活を始める季節がもうすぐやってきます。
現代文学研究会も本年度は最後を迎えました。
この1年様々な学びや発見があり、なおかつ楽しい、そんな有意義な研究会を行えたことは、研究会の皆さん、お一人一人のお力添えがあってのことだったと思います。ありがとうございました。
最後を迎えるのはとても残念ですが、今後のそれぞれの分野での皆さんのご活躍、また来年度からの現代文学研究会の活動を楽しみにしたいと思います。

それでは失礼いたします。

1月27日の研究会報告

こんにちは、三年生の今浦です。

1月27日の研究会は、前回に引き続き三年生による読書会を行いました。最終回となる今回は、小松左京の『召集令状』を扱いました。
SFやホラー、ミステリーといったジャンル論、SFだからこそ成し得る世界観にどう「戦争」が結びついたか、戦地に赴いていない世代の戦争文学が現代においてどのように意味付けされるかなどの興味深い議論が交わされました。
SFとは、戦争文学とは、そして現代において『召集令状』を読む意味とは、などなど、個人的にはとても考えさせられる読書会でした。

前回、前々回に引き続き、新しい作品との出会いや既知の作品の再評価をする良い機会になったのではないかと思います。

次回は4年生の皆さんによる卒論要旨発表を行います。

それでは、失礼いたします。

1月20日の研究会報告

こんにちは、三年の吉村です。

前回は安部公房の『赤い繭』について、読書会が行われました。
前々回の『ピアノ』に引き続き、教科書に取り上げられることもある作品であり、難解なこの作品が教科書に取り上げられ続ける意味や、作品に見られる描写の意味など、非常に興味深い議論が行われました。

次回は小松左京の『召集令状』を扱います。
報告が遅くなってしまい申し訳ありませんでした。

それでは、失礼いたします。