夏合宿活動報告

更新が遅くなり申し訳ありません!濱岡です。

 

だんだんと肌寒くなり、長袖を着ている人を多く見かけるようになりました。現代文学研究会に属する者としては「読書の秋」ということで、たくさん本を読みたいです。

 

夏合宿活動報告

 

さて、今回は8月22日〜23日に行われた夏合宿についてお話しします!

合宿の大まかな日程としては、1日目が発表会、2日目が美術館見学でした。

 

1日目の発表会では、3年生が2グループに分かれてそれぞれのテーマで発表を行いました。

1つ目の発表では、湊かなえの『望郷』を取り上げました。短編集であったため、発表後の全体討論では研究会メンバーそれぞれが印象に残った作品を挙げながら語り合いました。その中でも特に、「海の星」については議論が活発になされました。「浜崎家に通っていた「おっさん」の心にあったのは本当に贖罪の気持ちだけだったのか。その真意とは…?」という観点から、それぞれが物語から読み取ったことをもとに意見を交流しました。また、作品全体に対する感想としては、「湊かなえ作品においては珍しい作風だった」というものが多かったように思います。

 

2つ目の発表では、『坂道のアポロン』を取り上げました。『坂道のアポロン』は漫画原作であり、Hey!Say! JUMPの知念侑李さん主演で映画化されている作品です。ジャズに夢中になった主人公たちの青春が描かれています。今回の発表会では、映画鑑賞を研究会メンバー全員で行った後に3年生による発表が行われました。そして全体討論では、映画における音楽の効果についてや原作漫画と映画との相違点等について話し合いました。

 

こうして1日目の活動が終わり、その後はBBQに花火にと、夏をたくさん感じました!研究会メンバーの絆もここでぐっと深まったように思います!

 

そして2日目はひろしま美術館で「IMAGINARIUM」の展示を見ました。『Michi』や『怪物園』などの絵本で有名な画家junaidaの描く作品はどれも魅力的で、その世界観に一瞬で引き込まれました。まだまだじっくり見ていたいという気持ちが研究会メンバー全員から感じられ、なかなか会場から去りがたい様子でした。

 

以上、学びいっぱい思い出いっぱいの夏合宿活動報告でした!

 

次回は後期最初の研究会です!