はじめまして!今年度から現代文学研究会に所属となりました、新3年生の太田です。
現代文学研究会の先輩方とご一緒に学べることを大変うれしく思います。これからどうぞよろしくお願いします。
2023年4月25日研究会報告
今回の研究会では前回に続きブックトークを行いました。担当したのは私たち3年生と院生の先輩方です。
以下に紹介していただいた作品を掲載します。
〇小説
・はやみねかおる『怪盗道化師』
・向田邦子『思い出トランプ』
・瀬戸内寂聴『花芯』
・澤村伊智『うるはしみにくし あなたのともだち』
・真藤順丈『庵堂三兄弟の聖職』
・川端康成『古都』
・登坂恵里香『チェスト!』
・安里アサト『86-エイティシックス-』
・阿部智里『烏に単は似合わない』『烏は主を選ばない』
〇エッセイ
・三毛著・妹尾加代訳『サハラの歳月』
〇漫画
・とよ田みのる『これ描いて死ね』
〇映画
・新海誠『すずめの戸締まり』
〇歌集
・木下龍也『あなたのための短歌集』
〇マナー本
・A・Aミルン原案 高橋早苗訳 『くまのプーさん エチケット・ブック』
〇専門書
・アニル・アナンサスワーミー『私はすでに死んでいる——ゆがんだ<自己>を生みだす脳』
・レイチェル・ポラック著・鏡リュウジ監訳・現代タロット研究会訳『タロット バイブル 78枚の真の意味』
3年生のトークはそれぞれの「好き」が詰まっており、個性溢れるものとなっていました。本のジャンルだけでなく読書の際の着眼点や楽しみ方も読み手によって様々であることを改めて感じました。
院生の先輩方は自己紹介も織り交ぜつつ、読みやすくおすすめの本を紹介してくださりました。紹介する本に関連して先輩方のこれまでの経験や趣味のお話も聞くことができ、本にも先輩方にもより興味が湧きました。
今回のブックトークから、本にはその本を選んだ人の内面を他人に伝える力があることがよくわかりました。当たり前のことに思えますが、人に本を紹介する・される機会が少ないとあまり実感できないことです。この機会に実感することができ、良い体験になったと思います。