2022年10月11日研究会報告

こんにちは、3年の守友です。10月に入り、そろそろ過ごしやすい気候になるかと思いきや気温差が激しい日が続き、着る服に迷ってしまいます。体調管理に気をつけたい時期になってきました。

 

2022年10月11日研究会報告

 

久々の10月11日の研究会は、4年生の脇田さんと沖本さんの卒論中間プレ発表が行われました。

 

脇田さんは小川洋子作品に登場する動物について、今回は『ことり』を例に挙げて分析されていました。質疑応答では、人間と動物の間の越えられない境界線はあるのか、小川作品と他のどのような作家とを比較できると考えているか、といった指摘が挙がりました。

 

沖本さんは吾峠呼世晴の漫画『鬼滅の刃』を取り上げ、作中における「語り」について分析されていました。質疑応答では、これまでの漫画で使われている一般的な表現と比較すると『鬼滅の刃』の表現方法が分かりやすくなるのではないか、という意見に加え、単行本と雑誌の比較を行ってはどうか、といった新たな調査方法についても提示されました。

 

発表内容自体に関する質問だけでなく、文章の書き方(言葉の使い方)についての指摘もあり、私自身も今後のプレ発表に活かすうえで参考になる事ばかりで非常に刺激を受けました。