4月19日研究会報告

 初めまして、新3年の桒﨑です。くわさきと読みます。

 打てば響く先輩方の知識の深さと広さに脱帽するばかりで、先輩方がいらっしゃる現代文学研究会に所属することができて本当に嬉しく思います。これからよろしくお願いします。

 

2022年4月19日研究会報告

 2回目となる今回の研究会ではブックトークを行い、4年生の方々と院生(D)の方々に作品を紹介していただきました。

 以下に紹介していただいた作品を掲載いたします。

 

〇小説

・フランシス・ホジソン・バーネット『秘密の花園

司馬遼太郎燃えよ剣

村田沙耶香『授乳』

・増田みず子『水魚』

小川洋子『猫を抱いて象と泳ぐ』

黒岩重吾『男の市場』

川上弘美『某』

乙一『ZOO』

 

〇漫画

・竹内良輔(構成)、三好輝(漫画)『憂国のモリアーティ』

安藤ゆき町田くんの世界

・tomomi『つれないほど青くて あざといくらいに赤い』

大高忍『マギ』

 

〇詩集

萩原恭次郎『死刑宣告』

 

〇映画

ヨルゴス・ランティモス監督『ロブスター』

 

〇研究書

・マイケル・ライアン+メリッサ・レノス=著|田畑暁生=訳『Film Analysis 映画分析入門』

 

 紹介された作品の発表年代は多岐に亘り、昔はなかった技巧や今はない表現のお話など、興味深い議論が飛び交いました。今回のブックトークを受けて、何かを語るには知識が必要だと痛感しています。インプットをもっと大事にして、自分の足で読書経験を稼いでいこうと思います。

 本との出会い方も人それぞれで、自分の読書体験は自分にしかできないものなんだなぁと思うばかりです。

 

2022年4月26日研究会予告

 4月26日の研究会は引き続きブックトークを行います。3年生と院生(M)の方々、先生方に紹介していただきます。

 新しい本と出会うまたとない機会に、今からとてもわくわくしています。