11月2日の研究会報告

こんにちは、3年の坂本です。

11月2日の研究会では四年生によるプレ発表が行われました。

発表者は西井さんと岡村さんです。

西井さんは筒井康隆の『敵』を中心とした研究について発表してくださいました。従来の老人文学との比較による分析、また筒井康隆が傾倒していたハイデガーの概念を用いて分析を進めようとしている点が非常に興味深く感じました。

質疑応答では、章立てに関する意見や、数ある老いをテーマにした作品の中で『敵』を取り扱うことの意義は何かなどの質問が出されました。

岡村さんは綾辻行人のホラー小説に関する研究について発表してくださいました。『フリークス』を取り上げての分析例は分かりすく、非常に面白かったです。

わたしはホラーな作品が好きなので、とても興味深く聞かせて頂きました。

質疑応答では、ホラーとミステリーの違いとは、ホラーゲームとの関連も考えられないかなどの意見が出されました。ゲームとの関連から考えてみるという発想は自分には無かったので新鮮で興味深かったです。

内容だけでなく、資料作りや質疑応答からも様々な学びを得ることができました!

今回で四年生によるプレ発表は終了となります。どの発表も興味深く、とても勉強になりました。この学びを今後に活かし、頑張っていきたいです!