10月5日の研究会報告

こんにちは。3年の宮本です。

10月ですがまだ少し暑いですね。

 

10月5日の研究会では四年生の妹尾さんと高野さんがプレ発表をしてくださいました。

 

妹尾さんは村上春樹の双子論についてという発表でした。私は村上春樹をあまり読んだことがないのですが、そのような私にも読みやすい資料で勉強になりました。双子という存在がドッペルゲンガーなのか、虚像と実像の鏡のメタファーなのか、はたまたどちらも複製なのか。考える要素が多くあって興味深かったです。

 

高野さんは「ジョジョの奇妙な冒険」についての発表でした。特に作中に登場するスタンドという存在が重要で、スタンドはキャラ/キャラクターのどちらか、人物とどのような関係があるのかというところが気になりました。また、作者である荒木氏と登場人物の岸辺露伴の関係性、「人間賛歌」の意味合いと位置付けも興味深いです。

 

私はどちらの作品もほとんど読んだことがなく関連知識もないのですが、資料がとても読みやすくて内容がスッと入ってきました。今後資料をつくる上でとても勉強になりました。また、今回も先輩方や先生たちの観点に驚かされました。研究会で毎回「こういうところを見ればいいんだな」というのを学ばせていただいているなと感じています。今後も頑張ってついていきたいと思います。

 

今年もあと2ヶ月少しで終わるということに気づきました。

これから寒くなるので皆さまも体調にお気を付けてください。