こんにちは、三年の宮本です。
6月29日の研究会では院生の石井さんのプレ発表を行いました。
発表で扱われた作品は夢野久作の「氷の涯」です。
「氷の涯」で登場する〈哈爾賓〉という場所が持つ役割を考察しながら、作品の題名でもある氷の涯の謎に迫ろうとするような読んでいて好奇心が湧いてくるような発表でした。ジェンダーや都市テクスト論の観点からの指摘もあり、「氷の涯」は多くの可能性を含んでいる作品であると感じました。
今回の研究会で夢野久作に興味を持つことができました。他の作品にも挑戦してみようと思います。
蒸し暑い日が続いているので、みなさんも夏バテには気をつけてください。