5月18日の研究会報告

初めまして。3年の坂本です。

5月18日の研究会は宮崎さんの院生研究プレ発表でした。取り扱われた作品は三島由紀夫の『金閣寺』です。作品における三島にとっての男らしさや男性性の構造や描写について、またその考察意義について発表してくださいました。

発表の中でわたしは特に、「男性ジェンダー同士」と「女性ジェンダーと男性ジェンダー」の2つの力場が重なる場所であり、そこから「微妙な立ち位置にいる男性存在」とそのジェンダーの構造が読み取れるという解釈がとても興味深かったです。

発表や質疑応答を通して様々な学びを得ることができ、とても勉強になる充実した時間となりました。また、改めて『金閣寺』を読んでみたいと思いました。発表ありがとうございました!

緊急事態宣言が発令され、授業が急遽オンラインになるなど色々と大変な時期ですが、皆さま体調に気を付けてお過ごしください。