こんばんは、D1の矢吹です。
次回5月24日の研究会の内容を告知します。
そのまえに、久しぶりにブログを書くので、まったくの私事をひとつ。
昨日私は尾道にゆきました。
尾道といえば坂。そうして、それにともなう長い階段です。
階段という文明は私にとって、罰です。
ただ尾道へゆき、そこで生きているというだけなのに、あれほど長い階段をのぼらなければならないだなんて、いったい私がなにをしたというんでしょう。
それがつまり、原罪なんです。
次回予告。
次回の研究会では、太宰治「道化の華」の読書会をおこないます。次々回の研究会で、M1の高橋さんが『人間失格』についての発表をするそうなので、その布石です。
「道化の華」は青空文庫にも収録があります。たいして長くない作品なので、必ず読んで出席するようにしてください。
青空文庫 https://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/255_15100.html
文庫版(新潮文庫『晩年』収録)https://www.shinchosha.co.jp/book/100601/
階段をのぼること。ああ、それは、何というやりきれない息もたえだえの大事業であろうか。