7月20日の研究会報告&7月27日の研究会

こんばんは。

4年生の渡邊です。

 

先日、就職活動で東京に行った機会に「深川江戸資料館」に足を運びました。企画展「時代小説と深川」で、私の研究対象である宮部みゆきが取り上げられていたためです。資料を色々と入手でき、半纏を着た係の方に解説もして頂いて、充実した時間でした。その他、池波正太郎藤沢周平等の作家も取り上げられていましたので、皆様も機会があれば訪れてみてはいかがでしょうか。

 

さて、7月20日の研究会は、山﨑さん・石田さんによる卒業論文題目発表でした。

山﨑さんの発表は「鴻上尚史研究ー上演されることでみえてくる人物の内的世界ー」で、映画・ドラマと演劇の違いや扱う作品同士の関連についての意見が交わされました。

 

石田さんの発表は「川上未映子角田光代研究ー母と娘の関係性ー(仮)」で、社会学ジェンダー論と関連した意見が出されました。

 

次回7月27日の研究会は五百藏・坂井・渡邊による卒業論文題目発表です。

渡邊は「宮部みゆき研究ー幽霊の登場を巡る作品の変遷ー」の発表で、扱う作品は『楽園』(文春文庫・2010年)を予定しています。

 

事前配布資料や準備物は特にありません。

ご意見を沢山頂戴できれば、と思います。

 

よろしくお願い致します。

 

坂井は東日本大震災後の文学について発表します。扱う作品は川上弘美『神様2011』(講談社・2011年)を予定しています。

自分の方も事前配布や準備物はありません。

よろしくお願いします。

 


五百藏は村上春樹『 アンダークラウンド』、『 約束されだ場所で』、短編集神の子どもたちはみな踊る』より「神の子どもたちはみな踊る」「かえるくん、東京を救う」を扱います。

地下鉄サリン事件から村上春樹が示す姿勢を元に「かえるくん、東京を救う」の評価を試みます。

事前準備は特にありません。

よろしくお願い致します。