1月27日の研究会について

みなさん、こんにちは。3年の秦です。

最近、ある演習で、和歌の検索をしなければならなくなりました。『新編 国歌大鑑』というCD-ROMが研究室にあり、それを使ってパソコンで探せ、ということだったのですが、僕にはいまいち使い方が分からず、仕方がないので図書館で本を借り、巻末の索引で調べました。機械のことは何もできない僕ですが、まあ機械がないと何もできないよりはマシなんじゃないか、などと嘯いています。

さて、27日の研究会では、前回、前々回に引き続き、読書会をします(また連絡がギリギリになってしまいましたね・・・すみません)。

取り上げる作品は、小松左京の「召集令状」。小松左京という作家をご存知ない方も、『日本沈没』を書いた人、と聞けば、ああ、と思って頂けるのではないでしょうか。

SFというジャンルの中でも、戦争文学の歴史の中でも、また、小松左京の作品群の中でも、さほど知名度の高い作品ではありません。しかし、いまの私たちが感じることのできない「何か」を描き出そうとした作品として、非常に重要であることは間違いないと思っています。前回、前々回に比べると少し長い作品になりますが、研究室に本文を置いておりますので、当日までに読んで頂くよう、お願いします。

さあ、ついに「召集令状」を知らしめるときが来ました。研究会当日を楽しみにお待ちしています。