こんばんは、3年生の谷重です。
先日、スーパーで「ごま英字ビスケット」なる商品を目にし、なんとなく懐かしくなって購入してしまいました。
ひとつひとつは音声を伝える記号なのに、これが並べば思いが伝わるなんて凄いことだよなあ、だなんて少し文学部らしい(?)感慨に浸りながら齧っていたのですが、6つ目に手を伸ばしたところで皿の中の「2」と目が合いました。
英字とは何だったのでしょうか。(数字もちゃんと美味しかったです。)
これまでは作品全体として論じられることが多かった短編集『女のいない男たち』から、ひとつの短編作品「イエスタデイ」を取り出して考察し、木樽が〈女のいない男たち〉であるといえる理由を、彼の人格の分裂からくる複数性を示して説明しました。
全体的にまとまった発表ではありましたが、分裂とみなす根拠の不明確さや、分析の前提部分とまとめ部分を充実させる必要性についての指摘がありました。
次回、12月1日の研究会は、今年度最後の3年生プレ発表です。
発表者は私谷重で、扱う作品は、はやみねかおる先生の「怪盗道化師(ピエロ)」です。
明日中には配布用の本文資料(青い鳥文庫版の一部抜粋)を研究室に準備する予定ですので、もうしばらくお待ちくださいませ。
それでは、失礼いたします。