10月27日の研究会報告

こんばんは。3年の渡邊です。

 

10月27日の研究会では、4年生の今浦さん、松野さんによる卒業論文の中間発表のプレ発表を行いました。

今浦さんは「重松清研究ー家庭における父親の役割ー」というタイトルで、重松清作品の『ビタミンF』から「はずれくじ」「かさぶたまぶた」を用いて、父親としての男性像を思春期の子どもとの関わり方から考察されました。

「家庭とはどういうものか」「母が息子に男らしさを求めないのはなぜか」等の意見が交わされました。

 

松野さんは「村上龍研究ー『歌うクジラ』における「危機感」と「想像力」(仮)ー」というタイトルで、村上龍作品の『五分後の世界』『ヒュウガ・ウイルス 五分後の世界Ⅱ』を用いて、主に村上龍の「日本」「日本人」観を考察されました。

「戦って死ぬことと自殺することの違いとは」「村上龍の日本観の変化」等の意見が交わされました。

 

お二人ともお疲れ様でした。

 

もう11月になろうとしているのに、またもや台風の接近で週末は雨天のようです。

皆様、お気をつけてお過ごし下さい。