2月5日の研究会報告

2月5日の研究会では卒業論文要旨発表会が行われました。

・寺岡さん「鷺沢萠研究ー民族意識の芽生えと「オトナ」への転換」
・権さん「江戸川乱歩研究ー中期作品から見る「異常性愛」とその時代」
・加地さん「井上ひさし研究ー「ヒロシマ三部作」における被曝体験の継承について」
・矢澤さん「笙野頼子研究ー語る女と語られる「居場所」ー」
・永原さん「火野葦平ー「戦犯作家」の戦争表象と責任問題」

資料の最後に「三年生へのアドバイス」を設けていただき、提出直後ならではの新鮮なアドバイスをいただきました。
全体像を掴むことが大切なこと、足を使ってでしか得られない情報もあること、自分では気づけない部分について知ること、そしてそれらはすべて執筆に取り掛かることから始まること…
とても参考になりました。ありがとうございました。

次回の研究会は来年度です。
教室は、未定です。

1年間ありがとうございました。
何かと大変なことの多い世の中にますますなっていくこともあるかと思いますが、皆様の来年度(以降も)が、概ね幸福なものであることを、無責任ながら勝手に祈っております。