2月6日研究会 卒業論文題目発表

こんばんは。3年の大野です。
今週は今期最後の研究会ということで卒論題目発表が行われました。
三年生の出席が3人という少人数でしたが、来年の卒論に活かせる話を聞くことができました。
(後述は卒論制作についてのアドバイスです)

石飛さん「高橋源一郎研究―現代詩の手法にみる創作の原点―」
高橋源一郎の作品に共通する「詩的」表現を、同氏が影響を受けたとされる戦後詩を参考に考察し、その表現効果を明らかにした。
・資料集めは目的意識をはっきりとさせたうえで行うこと
・計画的に休憩をすること
・自分のペースを把握すること
・完璧は求めないこと

上西さん「森見登美彦研究―『太陽の塔』にみられる現代の若者像」
森見登美彦の作品に共通する〈冴えない大学生〉像や、ファンタジーを克服したうえで現実に戻ってくるという典型を考察し、ファンタジーの機能性について論じた。
・資料集めを計画的に行いましょう。

藤村さん「森茉莉研究―〈初期ロマネスク小説〉に描かれる男性同性愛」
森茉莉の初期作品である男性同性愛を題材にした三作品〈初期ロマネスク小説〉の位置づけを論じた。これらの作品で描かれる男性同性愛は比較されるギリシャの同性愛とは異なり〈母性〉から脱却した少女を描く特徴がみられた。このことから「男性同性愛のファンタジー化」が森茉莉の特色であると分かる。
・論点を常に意識しながら研究しましょう。

赤松さん「深沢七郎研究―文体を中心に」
深沢七郎の文体を「自己表出」「指示表出」を用い論じた。さらに深沢が抽象的文体に変わった要因として深沢の師である丸尾長顕を挙げた。
・作家選びを慎重にすること
・全集を購入するのも手である
・結論を導くまでの過程を大切にしよう
・卒論制作にはポメラがオススメ!

井上さん「伊藤計劃論」
伊藤の作品を社会学的に論じ、伊藤の生きたゼロ年代において「刹那性」と「情報の神化」が共通項として挙げられることを明らかにした。
・十一月前後には書き始めよう
・バックアップはしっかり
・とにかく書くこと

三原さん「桜庭一樹研究―仮借への挑戦―」
桜庭作品共通する「仮借」の効果を論じ、「手段」としての「仮借」や家庭内の問題とそこからの脱却を明らかにした。
・楽しんで書こう
・自分の好きな作家を選ぼう
・準備は早めに!

四年生のみなさんお疲れ様でした!

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