10月25日研究会について

こんにちは!3年の西沖です。
まずは25日にあった研究会の報告をしたいと思います。

この日は4年生方の卒論プレ発表第三弾で、藤村さん、三原さんの担当でした。

*藤村さん
森茉莉研究―耽美小説に至るまで―

 耽美小説・やおい文化の始祖とされている森茉莉について、その理由を、森茉莉自身の作品や森茉莉以前に男性同性愛を描いた三島由紀夫森鴎外らの作品もみながら考察するとの発表でした。
 最近では男性同性愛といえば書き手も読み手も女性が多いというイメージがあったのですが、茉莉以前では女性同性愛について扱った女性作家はいても、男性同性愛について書いた女性作家はみあたらないそうです。研究で扱うとされている茉莉の美少年物のうち2作品についてはアラン=ドロンとJ・クロード・ブリアリの写真から発想を得たとのことですが、それを男性同士の美しい恋愛(森茉莉自身は男色物語ではない、と主張しているにしても)というそれまであまり見られなかったジャンルの作品に昇華してしまうところがすごいと思いました。

*三原さん
桜庭一樹研究

 これまでほとんど行われてこなかった桜庭一樹について、物語内容やその表現技法から研究するとの発表でした。文体や雰囲気づくりに惹かれたのが研究のきっかけだそうです。
 この前有元先生の授業で各自のおすすめ本を一覧にしたものが配られたのですが、授業をとっている人が30人〜40人ほどの受講生の中で、2人以上から選ばれている作家が桜庭一樹村上春樹だけでした。(ちなみに桜庭は「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」が選ばれてました)同じ鳥取出身として、桜庭人気がうれしかったです。桜庭研究がしたいという学生は下の世代にもきっとたくさんいると思うので、彼らのためにもぜひとも頑張ってください!

以上で報告を終わります!
藤村さん、三原さんお疲れ様でした!

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