イベントの紹介:「日本の70年代」展ほか

有元です。
今年の研究会が始まりましたね。
1年ぶりの再開ということで、新たな気持ちで、現代文学研究会をメンバーの皆さんと作っていきたいと思っています。どうぞよろしく。
ブログを見てくれているOB・OGの皆さんも、書き込みしてくださいね。

さてさて、もうすぐ連休ですね〜。計画はたててますか?
千年の愉楽」・「舟を編む」など原作ものの映画もよいですが、私のイチオシは、先週末に始まったばかりの、広島市現代美術館ことゲンビの「日本の70年代」展!
とっても面白そうで、連休中に必ず見に行こうと思っています。
興味のある方、ぜひご一緒しませんか?(イベントのある4月29日(月・祝)か、5月5日(日・祝)・6日(月・休)あたりが候補です)。広大生協北1店で前売り券を売ってます。
比治山には散策できるところも多いですよ。すぐそばには広島市のマンガ図書館もあります!

日本の70年代
・2013年4月20日(土)〜7月7日(日)
広島市現代美術館

学生運動の激化や大阪万博の熱狂など、1968年から1970年初頭の日本は、熱い時代を迎えていました。70年代後半になると、『ポパイ』や『ブルータス』などの若者文化を取り上げる雑誌の創刊や、セゾン文化と呼ばれる西武百貨店が主導した華やかなデザインのポスターが時代を彩りました。本展は、学生闘争で日本が揺れた60年代終わりから80年代初頭までの70年代を中心とした時代の精神を、美術、デザイン、建築、写真、演劇、音楽、漫画など、多岐にわたるジャンルの作品・資料によって回顧しようとするものです。

文学に関する美術展では↓もあります。(こちらは広大生は学生証を見せれば無料です)。
私は初日に行きましたが、見どころ多し。図録は、日文研究室に入ってます。

夏目漱石の美術世界展 美術は小説よりも奇なり・・・
・2013年3月26日(火) 〜2013年5月6日(月)
広島県立美術館

坊っちゃん』、『こゝろ』など多くの名作により、国内外で親しまれている近代日本を代表する文豪・夏目漱石。本展では、漱石の著作に登場する美術家、作品を可能な限り集めようという初の展覧会です。

そして、少し先ですが、広大である研究会のお知らせです。
この「広島近代文学研究会」というのは、瀬崎先生の主宰する「広島大学文学部近代文学研究会」とは別組織で、広島地区の近現代文学関係の教員や学生たちが、年2回、各大学持ち回りで研究会を開いています。
誰でも参加可能です。今回は、比較文学がご専門の広大の教員2名による発表。ぜひどうぞ。

第48回広島近代文学研究会
(一)日時  2013年5月18日(土)14時〜17時
(二)会場  広島大学 総合科学研究科 第一会議室(事務棟3階)
       バス停広大西口下車。徒歩約2分
       総合科学研究科正面玄関より入り、左手階段にて3階へ上がる。(玄関が事務棟2階なので、1階分上がる。)

●研究発表:
(1) 『コーカサスのとりこ』の翻訳と日露戦争
  溝渕園子氏(広島大学大学院文学研究科)

(2) 高田敏子の詩「布良海岸」と青木繁≪海の幸≫
  西原大輔氏 (広島大学大学院教育学研究科)