残暑お見舞い

9月になってもまだ暑いですね。35℃とか36℃とか聞いても驚かなくなってしまいました。
みんな、元気ですか?有元です。

さて、私は8月下旬に休みをとって、北海道に遊びに行って来ました。
北海道も今年は暑くて、地元の方の話では例年より5℃ぐらい高かったらしいのですが、それでも広島よりは涼しかった〜。
観光したり(乗馬も)、美味しいものを食べて来ましたが、ここでは文学館の話を。


ひとつは小樽文学館
去年の研究会で「蟹工船」読書会をしましたが、小樽は、小林多喜二伊藤整の縁の地。
小樽文学館は、北のウォール街と呼ばれる銀行通りにあり、旧日銀の向い側のクラッシックな建物のワンフロア。こぢんまりとしていますが、ポリシーの感じられる展示でした。やはり多喜二の説明には力が入っていました。

また、「ちまちま小樽文学史」と題して、高山美香さんの紙粘土のミニチュア作家像がたくさん置かれていて、味わい豊か。
ちまちま人形は、多喜二や伊藤整だけではなく、石川啄木岡田嘉子石原裕次郎や、なぜか新選組永倉新八も!
また、文学館のサポーターが活発に活動しているようでしたし、置いてある本を自由に持って行ってよいというリサイクル書棚もあって、私も各地で色々な文学館を訪ねていますが、親しみ深さ・ユニークさでは、ピカイチでした。


もうひとつ行ったのは、ニセコ有島記念館

ここは20年越しで行きたいと思っていたところ。
私は北海道に来たのは2回目なのですが、前回はもう20年ちかく前のこと、ニセコへのスキーツアーでした。
ところが着いたその夜に高熱を出し、ホテルの方に倶知安の病院に連れて行ってもらうなど、スキーどころか、4日間ほとんど寝たきり状態。有島記念館にも行けませんでした。

・・・というわけで、再チャレンジ。
羊蹄山の麓で、とても美しいところでした。
「有島」という地名も残されていて、有島家の所有していた土地の広大さが偲ばれました。御存知のとおり、有島武郎父親からもらったニセコ・狩太の広大な土地を小作人たちに解放するのですが、記念館の整備のされ方から今でも町が有島に敬意を寄せていることが感じられました。
個人記念館なので展示は当然ながら充実。ゆっくり見てまわり、農場を解放したときの有島の書に心打たれました。
ただ、夏で天気が良すぎて、「カインの末裔」に描かれた冬の北海道の厳しさはイメージできませんでしたが、ともかく20年越しで有島ゆかりの「星座」の地に立てて、単純に嬉しかったです。

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というわけで、夏休みも半ば。
これからどこかに旅行したり地元に帰ったりしたら、文学館も覗いてみてくださいね。(できたら、作品を読んでから行くとよい)。気が向いたら、ここでも報告してください。

そういえは、先日、受験生が、この現代文学研究会のぺージを見たと話していました。メンバーが楽しそうに活動しているので、ぜひ入りたいのだそうです。
もしかしたら、来年、1年生会員が誕生するかも・・・?!

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