補足と訂正:10月4日の研究会について

こんばんは。M2の秦です。

 

表題の通り、10月4日の研究会について以前に予告した内容に、補足と訂正をさせてください。

 

以前、次回の僕の発表にて、梨木香歩西の魔女が死んだ』『僕は、そして僕たちはどう生きるか』を扱い、「特に後者の側を中心的に論じる」と予告しました。

しかし、発表準備がウネウネと行ったり来たりしてしまいまして、やはり、中心的に論じるのは『西の魔女が死んだ』のほうになりそうです(『僕は、そして僕たちはどう生きるか』にも少なからず言及したいとは思っています)。すみません。

ですので、「せっかくだからどっちかを読んでみようと思うけどどっちにしようかなァ」と悩んでいる方がもしいらっしゃったら、『西の魔女が死んだ』をどうぞよろしくお願いします。

 

が、『僕は、そして僕たちはどう生きるか』も超・超・名作なので、機会があれば、ぜひ!

 

参考までに、『西の魔女が死んだ』は映画化もされています。僕は観ると毎回、にんにくが食べたくなります(笑)

 

 

ということで、よろしくお願いします。

10月4日の研究会について

みなさん、お久し振りです。M2の秦です。

 

 

10月4日の研究会では、僕が発表する予定です(他にもすることができた場合には、また追って連絡があるかと思います)。

 

扱うのは、

梨木香歩西の魔女が死んだ』(新潮文庫

    『僕は、そして僕たちはどう生きるか』(理論社

の二作品で、主として論じるのは後者の側です。どちらも中~長編の長さなので、本文配布等はしませんが、興味のある方はぜひ、残りの夏休みで読んでみてください。

 

梨木香歩、中学の頃から大好きな作家さんで(『エンジェル エンジェル エンジェル』や『沼地のある森を抜けて』など、未だに「読み終わった」ような気がしていません)、今回、発表にあたり「ついに……!」という気持ちになっています(笑)

 

頑張って発表します!

 

 

先々週、他学部の先生に誘っていただき、タイで開かれた研究セミナーに参加する機会がありました。ゾウはいませんでしたが、とても貴重な経験でした。

が、その数週間前には、タイだけにタイ状疱疹が出て、のたうち回っていました(痒いだけでなく痛いのですね……舐めていました)。調べてみると、タイ状疱疹はストレスが原因とのこと。なので、今回の発表の質疑でも、僕にストレスがかからないよう、「褒めるところは褒める」というスタンスでひとつ、お願いします(笑)

 

 

「夏休みの終わり」って寂しいものですけれど、まあ後期からも変わらず、無理せず、頑張っていけたら良いなと思っています。〈自分が楽に生きられる場所を求めたからといって、後ろめたく思う必要はありませんよ。(略)シロクマがハワイより北極で生きるほうを選んだからといって、だれがシロクマを責めますか〉(『西の魔女が死んだ』)

 

では、お会いするのを楽しみにしています!

 

第三回ゼミ合宿発表題目について

こんばんは。M1の奥村です。

九月ということで夏休みも折り返しですがいかがでしょうか。サーフィンしたり、スイカを割ったり、昼間からナイトプールで泳いだりして夏を満喫しましたか? 思い出はできましたか?

さて、泳いだのは自宅の風呂、サーフィンしたのはネットの海という人でも大丈夫です。お待ちかねのゼミ合宿があります。まだ思い出作りに焦る時ではないです。まだ一月あります。大丈夫です。落ち着いてください。

 

そんなゼミ合宿の場所と発表題目が決定しましたのでお知らせいたします。

 

・場所

いこいの村ひろしま
〒739‐3834 広島県山県郡安芸太田町大字松原1番地1

 

・発表題目(発表予定順)

 

第一部(学部四年生による論文のまとめと発表 発表15分質疑応答20分を予定)

・東優奈「「図書館幻想」論―宮沢賢治における書記/読書行為の空間構成―」を読む」」(対象論文 村瀬甲治「図書館幻想」論―宮沢賢治における書記/読書行為の空間構成―」(『日本近代文学』2004年10月))

・神垣知生「戦争という名のテロリズム論」(坪井秀人「戦争という名のテロリズム」(『戦争の記憶をさかのぼる』所収))

・稲垣結芽「善き「いじめ文学」のための一章」(仮)(伊藤氏貴「善き「いじめ文学」のための一章」(『現代思想』2012年12月))

・濱元紅実「現代小説に表象される闘争/暴力と課題」(山本亮介「闘争/暴力の描き方―現代小説ノート―」(『小説は環流する』所収))

 

第二部(有元先生還暦祝い特集研究発表 テーマ「有元先生」ということで「有元先生」に関係するテーマの研究発表 発表25分質疑応答20分を予定)

・奥村尚大「雑誌『刑政』における男性性――「刑政歌壇」における囚人表象・兵士表象を中心に――」(対象作品:雑誌『刑政』(興味がある方は矯正図書館にてデジタル公開されていますのでチェックしてみてください))

・高橋日向子「太宰治の食表象」(対象作品:太宰治人間失格」)

 

第三部(まさにメーンイベント。なんと、有元先生による発表です。発表25分質疑応答20分を予定)

・有元伸子「「山ほととぎすほしいまま」論」(対象作品:秋元松代「山ほととぎすほしいまま」)

 

以上、七本の発表を予定しています。

さて、余談ですが奥村の夏の思い出は「におい展」に行ったことです。豊臣秀吉の臭いが展示されていたんですが、めちゃくちゃにイケメンの臭いがしました。

 

 

7月26日の研究会について

こんにちは、4年生の吉崎です。

 

7月26日の研究会は、引き続き4年生の題目発表を行います。

発表者は東さん、吉崎です。

東さんは村上春樹海辺のカフカ』、私は京極夏彦『百器徒然袋』を扱う予定です。

両者とも事前の準備は必要ありません。

 

拙い発表になるかと思いますが、是非皆様のご意見、アドバイス等いただけたらと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。