7月13日は休会です

有元です。

皆さん、お元気ですか?

先週6日(金)に大雨による全学一斉休講になったときには、まさかこんな状態になるとは思いもよりませんでした。
数十年に一度の災害です。

チューターをしている皆さんに安否確認をしたところ、幸い、大半の方から無事だと知らせが届いて安心しています。
でも、交通の寸断で、広島のいたるところが陸の孤島と化しています。
中には自宅に戻れず友人宅に避難したり、就活先から西条に戻れなかったり、実家が断水状態だったり、皆さんそれぞれ難義をされているようです。
広島大学は12日(木)まで東広島キャンパスの授業休講を決めましたが、再開されても、私自身も、広島市内からどうやって通勤するか、途方にくれています。
皆で、なんとかしのぎましょう。

さて、先週、研究会について、6日の分を13日に行うと書きましたが、その後、発表予定者から、就活や交通事情などにより延期させてほしいと連絡がありました。

したがって、13日の研究会はありません。
20日、27日に、それぞれ3人ずつ、4年生の題目発表会を行うこととします。

このあとも気をつけて過ごしてくださいね。

 

 

 

 

本日(7/6)休会のお知らせと、今後の予定について

有元です。

本日は、大雨による全学一斉休講のため、研究会も休会となります。

今日、予定されていた4年生卒論題目発表(山崎さん、渡邊さん)については、来週7月13日(金)7・8限に行います。

・この日は授業振替日(月曜)です。
 教職科目など授業が入っている人は、そちらを優先してください。
・また、発表者の都合などにより、予定が変わることがあります。
 その際にはこのブログで連絡しますので、注意してください。

 皆さんも、不要不急の外出は避けて、身の安全を第一に過ごしてくださいね。

では。

6月29日の研究会報告&7月6日の研究会

こんばんは。4年生の渡邊です。

 

6月29日の研究会は、冨永さん・吉村さんによる卒業論文題目発表でした。

冨永さんの発表は「梶井基次郎研究ー自己の分裂と表象ー」で、精神医療・教育分野の論文との関わりといった意見が交わされました。

吉村さんの発表は「『シン・ゴジラ』研究(仮)ー空想特撮映画が描く現実世界ー」で、映画の分析・評論の方法やゴジラが表象するものといった意見が出されました。

 

7月6日の研究会は、引き続き4年生の題目発表で、発表者は山﨑・渡邊です。

渡邊は「宮部みゆき研究」の発表で、扱う作品は『楽園』(文春文庫・2010年)を予定しています。

山﨑は「鴻上尚史研究-戯曲が上演されることでみえてくる人物の内的世界」という題で行う予定です。

作品は『天使は瞳を閉じて』を扱います。

事前配布資料や準備物は特にありません。

ご意見を沢山頂戴できれば、と思います。

 

よろしくお願い致します。

6月22日の研究会報告

こんにちは、3年の吉崎です。

 

6月22日の研究会では『戦後名詩選』(思潮社・2000、2001年)より、田村隆一「毎朝 数千の天使を殺してから」、谷川俊太郎「かなしみ」をピックアップして考察を行いました。

 

現代詩は中高時代に吉野弘「I was born」、茨木のり子「自分の感受性くらい」などを授業で扱って以来ほとんど読んでなかったので、個人的にとても新鮮であり勉強にもなりました。特に「荒地派」と呼ばれる現代詩人の作品は初めて読んだため、近代詩と現代詩の雰囲気の違いなどを改めて感じました。

話の中で「”詩”の定義とは」という問題も挙がりました。「読者がそれを詩だと思えば詩である」などの意見もありましたが、詩の定義についてもやはり詩人によって捉え方が違うようなので、そういった視点から考察するのも面白いなと思います。

 

詩と言えば、近代の詩人、歌人俳人を題材にした『月に吠えらんねえ』(清家雪子講談社)という漫画があるのですが、内容も少し不可思議で個人的に愛読している作品なのでご紹介しておきます。タイトルの通り萩原朔太郎をはじめ近代作家をメインに据えているのですが、文化庁メディア芸術祭の新人賞なども取っているようなので、機会があれば是非お手に取ってみてください。

 

 

次回6月29日(金)の研究会は、4年生・冨永さん、吉村さんの題目発表の予定です。

 

それでは、失礼します。