11月17日の研究会について(追加)

こんばんは。3年の奥村です。夜分遅くに失礼します。

先日、「甘納豆、最後に食べたのいつですか」という宣伝文が甘納豆の前に書かれていました。短大以来食べていないな、と思って買ってしまいました。まんまと巧妙な宣伝戦略にやられたことに気づいたのは店を出た後でした。普通の宣伝と違って、問いかけの形にすることで宣伝臭さを消し、さらに考えさせ誘導する力を持つようになるのですから、文章の力というのはすごいですね。

 

11月17日の研究会の追加連絡です。

奥村はプレ発表で安部公房著『第四間氷期』(新潮文庫)を扱います。

特に事前配布は行いません。

 

皆さまからのご意見頂けると嬉しいです。よろしくお願いします。

11月10日の研究会報告&11月17日の研究会

こんばんは。3年の渡邊です。

 

11月は「いい夫婦の日」や「いい靴の日」等、「いい◯◯の日」という記念日の呼び名が約30あるそうです。今年も残すところ2ヶ月ほどとなりました。どうか11(いい)月になりますように。

 

さて、11月10日の研究会では、3年生の坂井君が「村田沙耶香『しろいろの街の、その骨の体温の』論 ースクールカーストがもたらす意味ー」というタイトルで、 研究発表会のプレ発表を行いました。

スクールカースト論を用いて作中のスクールカーストの再現率を検証し、ラストの持つ意味を考察しました。

「ラストによってスクールカーストの変動はあったのか」「スクールカーストを作者はどう捉えているのか」等の意見が交わされました。

 

次回11月10日の研究会では、同じく3年生による研究発表会のプレ発表です。

渡邊は宮部みゆき著『模倣犯』(新潮文庫)を扱います。

特に事前配布は行いません。

皆様からのご意見をどしどし頂きたいと思っております。

 

よろしくお願い致します。

 

10月27日の研究会報告

こんばんは。3年の渡邊です。

 

10月27日の研究会では、4年生の今浦さん、松野さんによる卒業論文の中間発表のプレ発表を行いました。

今浦さんは「重松清研究ー家庭における父親の役割ー」というタイトルで、重松清作品の『ビタミンF』から「はずれくじ」「かさぶたまぶた」を用いて、父親としての男性像を思春期の子どもとの関わり方から考察されました。

「家庭とはどういうものか」「母が息子に男らしさを求めないのはなぜか」等の意見が交わされました。

 

松野さんは「村上龍研究ー『歌うクジラ』における「危機感」と「想像力」(仮)ー」というタイトルで、村上龍作品の『五分後の世界』『ヒュウガ・ウイルス 五分後の世界Ⅱ』を用いて、主に村上龍の「日本」「日本人」観を考察されました。

「戦って死ぬことと自殺することの違いとは」「村上龍の日本観の変化」等の意見が交わされました。

 

お二人ともお疲れ様でした。

 

もう11月になろうとしているのに、またもや台風の接近で週末は雨天のようです。

皆様、お気をつけてお過ごし下さい。

11月10日の研究会について

こんにちは、3年の坂井です。

 

次回の研究会は、11月1日(水)の金曜授業の日はお休み、11月3日(金)は文化の日でお休みなので、11月10日(金)となります。

 

次回の研究会から、3年による研究発表のプレ発表になります。

担当は坂井です。作品は村田沙耶香さんの『しろいろの街の、その骨の体温の』を扱います。文庫本は朝日文庫朝日新聞出版)から出ています。本作品では「スクールカースト」を取り扱っています。

300ページほどあるので読まれていなくても大丈夫なようにはしようと思っています。

現在構想中ですが、結構迷走しているので、皆さんのご意見・ご質問で助けていただけると嬉しいです。よろしくお願いします。

 

また台風がやってきているようです。前ほどは強くなさそうですが、外出の際は皆さんお気をつけください。そして山陽線呉線は止まらないで、頑張って定時運転してほしいです。

 

以上です。よろしくお願いします。