1月20日の研究会報告

こんにちは、三年の吉村です。

前回は安部公房の『赤い繭』について、読書会が行われました。
前々回の『ピアノ』に引き続き、教科書に取り上げられることもある作品であり、難解なこの作品が教科書に取り上げられ続ける意味や、作品に見られる描写の意味など、非常に興味深い議論が行われました。

次回は小松左京の『召集令状』を扱います。
報告が遅くなってしまい申し訳ありませんでした。

それでは、失礼いたします。

1月27日の研究会について

みなさん、こんにちは。3年の秦です。

最近、ある演習で、和歌の検索をしなければならなくなりました。『新編 国歌大鑑』というCD-ROMが研究室にあり、それを使ってパソコンで探せ、ということだったのですが、僕にはいまいち使い方が分からず、仕方がないので図書館で本を借り、巻末の索引で調べました。機械のことは何もできない僕ですが、まあ機械がないと何もできないよりはマシなんじゃないか、などと嘯いています。

さて、27日の研究会では、前回、前々回に引き続き、読書会をします(また連絡がギリギリになってしまいましたね・・・すみません)。

取り上げる作品は、小松左京の「召集令状」。小松左京という作家をご存知ない方も、『日本沈没』を書いた人、と聞けば、ああ、と思って頂けるのではないでしょうか。

SFというジャンルの中でも、戦争文学の歴史の中でも、また、小松左京の作品群の中でも、さほど知名度の高い作品ではありません。しかし、いまの私たちが感じることのできない「何か」を描き出そうとした作品として、非常に重要であることは間違いないと思っています。前回、前々回に比べると少し長い作品になりますが、研究室に本文を置いておりますので、当日までに読んで頂くよう、お願いします。

さあ、ついに「召集令状」を知らしめるときが来ました。研究会当日を楽しみにお待ちしています。

1月13日の研究報告

3年の橋本です。ギリギリの報告になってしまい申し訳ありません。

前回は芥川龍之介の『ピアノ』を扱いました。議論としては教科書教材としてどう読むか、という観点や、「わたし」にとってピアノは「希望」なのだろうか、という観点を関東大震災という同時代状況に重ね合わせながら読み進めていきました。非常に興味深い議論でした。

次回は一つ前のブログに掲載しております通り、安部公房の『赤い繭』を扱います。担当者は毛利、今浦、橋本の三名です。

それでは失礼致します。

1月20日の研究会について

こんにちは。3年の橋本です。

遅くなってしまい申し訳ありません。今週の読書会は安部公房の「赤い繭」を扱いたいと思います。テキストは印刷して日文研究室に置いておきますので、各自で読んでおいてください。

よろしくお願いします。